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再発させない根管治療。なぜ“無菌的な環境”が重要なのか?

根管治療の成功は「細菌を入れない環境」が鍵!なぜ再治療は起こるのか、歯を残すための絶対条件

歯の奥がズキズキと激しく痛んだとき、それは虫歯が歯の神経(歯髄)にまで達しているサインかもしれません。この状態を放置すれば、痛みはさらに増し、最終的には歯を失うことにつながります。この危機に瀕した歯を抜かずに残すために行うのが、「根管治療(こんかんちりょう)」です。

根管治療とは、歯の内部、特に根っこの中にある複雑で細い管(根管)に入り込んだ細菌や感染源を徹底的に取り除き、再び細菌が侵入しないように薬材を充填し、しっかりと密閉する一連の処置です。これは、歯の寿命を左右する非常にデリケートで重要な治療であり、成功すれば大切な歯を救うことができます。

しかし、残念ながら、根管治療は「一度やれば終わり」というものではありません。治療後に再び痛みや腫れが起こり、「治療したはずなのに、また悪くなった…」と不安を感じる方は少なくありません。

なぜ根管治療は再発してしまうのか?

再発の最大の理由は、根管内の細菌を完全に除去しきれていないこと、そして治療中に新たな細菌を根管内に入れてしまうことにあります。

歯の根管は、私たちの予想をはるかに超えて複雑な構造をしています。主となる管の他にも、網目状に枝分かれした「側枝(そくし)」や、狭い連結部である「イスムス」などが存在し、そこに一度入り込んだ細菌は、肉眼や従来の治療方法では完全に取り除くことが非常に困難です。

さらに深刻な問題が、**治療中の「唾液による汚染」**です。

私たちの口内、そして唾液の中には、驚くべき数の細菌が存在しています。具体的には、唾液1mLあたりに1億個以上の膨大な細菌がいるとされています。この唾液が、治療中のわずかな瞬間にでも歯の内部に触れてしまうと、その細菌が根管内に逆流し、根管治療を台無しにしてしまいます。どんなに丁寧に感染源を取り除いても、治療環境が悪ければ、再感染のリスクは一気に高まってしまうのです。

だからこそ、根管治療の成功は「いかに無菌的な環境で行うか」にかかっていると言っても過言ではありません。

⭐ 名駅サランおとなこども歯科が重視する「無菌・精密根管治療」の五つの柱

当院では、患者様の大切な歯を未来へつなぐため、再発リスクを極限まで下げるための徹底した無菌管理と精密な治療を実践しています。

1. ラバーダム防湿による「唾液の完全遮断」

根管治療における「無菌管理」の絶対条件が、このラバーダム防湿です。これは、治療する歯だけを小さなゴム製のシートで隔離し、唾液や吐息が治療部位に一切触れない状態を作り出す方法です。

海外では根管治療の標準的な処置として義務付けられていますが、日本ではまだ導入されていない医院もあります。当院では、根管治療=ラバーダムは必須と考え、この物理的な防御壁によって、再感染の主な原因となる唾液を完全にシャットアウトします。

2. マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)による精密治療

根管は非常に細く、複雑なため、肉眼でその内部を確認することは不可能です。「見えないところの治療は成功しない」という原理に基づき、当院では歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用します。

最大20倍以上に拡大された視野と明るい照明の下で、肉眼では見えない根管の入り口や、複雑な枝分かれの奥にある感染源までをクリアに捉え、細菌の取り残しを大幅に減らします。これにより、根管治療の精度と成功率を飛躍的に高めます。

3. CT撮影による根の形の「3D立体診断」

人の根管の形は千差万別です。湾曲が強かったり、複雑に枝分かれしていたり、隠れた根尖病変(根っこの先の病巣)が潜んでいたりします。

従来のレントゲン(2次元の平面画像)では見落とされがちなこれらの情報を、当院では歯科用CT撮影により、根の構造を3Dで正確に把握します。これにより、治療の難易度や最適なアプローチ方法を正確に判断し、安全かつ効率的に治療を進めることができます。

4. 徹底した器具の滅菌と衛生管理

根管治療で使用する器具、特に細いファイルなどは、非常に繊細で、細菌が付着しやすい性質があります。当院では、すべての根管治療器具を患者様ごとに完全に滅菌処理し、使い回しは一切行いません。最高水準の高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を使用し、清潔な状態の器具だけを用いる体制を徹底しています。

🔧 治療が終わってからがもっと大事:再感染を防ぐ「補強設計」

根管治療が成功しても、その歯は神経を失った「失活歯」となり、天然歯と比べて水分量が減ってもろくなり、欠けたり割れたりしやすい状態になります。

そのため、治療後は**適切な「補強設計」**で歯を守ることが非常に重要です。

  • 内部を補強する土台(コア): 内部に「ファイバーコア」などの強度の高い土台を設置し、歯の根が折れないように補強します。
  • 噛む力に耐えられる強度のある被せ物(クラウン): 特に奥歯は強い噛む力がかかるため、セラミックなどの強度の高い素材で歯全体を覆い、外部からの力によるひび割れや細菌の再侵入を防ぎます。

治療後にどのような土台と被せ物で歯を「守る」かによって、その歯の寿命は大きく変わります。

✅ まとめ:成功の決め手は「環境」

根管治療は「細菌を取り除く治療」であると同時に、「細菌を入れない環境で行うこと」が成功の決め手となります。

名駅サランおとなこども歯科では、

  • ラバーダム防湿
  • マイクロスコープ
  • CT診断
  • 滅菌管理
  • 治療後の補強設計

これらを組み合わせた高精度な治療を提供することで、再発しない根管治療に真摯に取り組んでいます。

「他院で抜歯と言われた」「同じ歯の治療を何度も繰り返している」

そんな方も、まだ大切な歯を残せる可能性があります。あなたの大切な歯を、未来へつなぐお手伝いをさせてください。

 

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