ブログタイトル:ズキズキする歯の痛み…「神経を取る」と言われたら?根管治療の大切なお話|名駅・名古屋駅の歯医者・小児歯科「名駅サランおとなこども歯科」の医院ブログ

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ブログタイトル:ズキズキする歯の痛み…「神経を取る」と言われたら?根管治療の大切なお話

こんにちは。名古屋駅からすぐ、名駅サランおとなこども歯科・院長の妹尾です。

 

夜も眠れないほどのズキズキする歯の痛み、あるいは冷たいものや熱いものがしみて食事が楽しめない……。そんな辛い症状を抱えて歯科医院を訪れた際、「虫歯が深いので、神経を取る必要があります(根管治療)」と告げられた経験はありませんか?

「神経を取る」という響きには、どこか怖いイメージがあるかもしれません。「神経を取ったら歯が死んでしまうのでは?」「痛みが引いたなら、もう治療しなくてもいいのでは?」そんなふうに不安や疑問を感じる方も多いはずです。

しかし、この「根管治療(こんかんちりょう)」こそが、皆様の大切な歯を抜かずに残し、将来にわたって自分の歯で美味しく食事をするための「最後の砦(とりで)」となる非常に重要な治療なのです。

今日は、少し専門的ですが、知っておくと一生役に立つ「根管治療」の真実について、じっくりとお話しさせていただきます。

■ そもそも「根管治療」とは何をすること?

歯は、外側の硬いエナメル質や象牙質の中に、「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管が通っている部屋(根管)があります。 虫歯菌がこの部屋まで侵入してしまうと、神経が炎症を起こして激しい痛みを生じたり、さらに進行すると根の先に膿(うみ)が溜まったりします。

こうなってしまった歯は、自然治癒することはありません。放置すれば、最終的には歯を抜かなければならなくなります。 そこで行うのが根管治療です。

具体的には以下のステップで行います。

  1. 除去: 汚染された神経や細菌、古くなった詰め物をきれいに取り除きます。

  2. 洗浄・消毒: 複雑な形をした根の中を、専用の器具と薬剤を使って徹底的に洗浄・消毒します。

  3. 充填(じゅうてん): きれいになった根の中に、細菌が再び入らないように防腐剤の役割を果たす薬を隙間なく詰めます。

  4. 土台・被せ物: その上に土台を作り、被せ物を装着して噛めるようにします。

■ 「家」に例えると分かる、その重要性

根管治療は、よく「家の基礎工事」に例えられます。

想像してみてください。どんなにデザインが素敵で高価な家(被せ物)を建てたとしても、その下の地盤(歯の根っこ)がグラグラだったり、汚染物質でドロドロだったりしたらどうなるでしょうか? おそらく、少しの地震や台風で家は傾き、住めなくなってしまうでしょう。

歯科治療もまったく同じです。 どれほど白くて美しいセラミックの歯を入れても、その中身である「根管」の処置が不十分であれば、後から痛みが出たり膿が溜まったりして、結局は被せ物を壊してやり直すことになります。最悪の場合、歯そのものを失うことにもなりかねません。

根管治療は、決して派手な治療ではありませんが、建物を支える基礎工事のように、歯の寿命そのものを左右する最も重要な工程なのです。

■ なぜ「自分の歯」を残す必要があるの?

「そんなに大変なら、抜いてインプラントにすればいいのでは?」 そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かにインプラントは素晴らしい治療法ですが、神様がくれた「天然の歯」に勝るものはありません。

その最大の理由は、「歯根膜(しこんまく)」という組織の存在です。 歯の根の周りにあるこの薄い膜は、噛んだ時の硬さや感触を脳に伝えるセンサーの役割を果たしています。「髪の毛一本噛んでも分かる」と言われる繊細な感覚は、この歯根膜のおかげです。また、噛む力を分散させるクッションの役割も持っています。

インプラントにはこの歯根膜がありません。 食事の本当の美味しさ、食感を味わい続けるためには、一本でも多く自分の歯を残すこと。そのために、根管治療で歯を保存することが非常に大きな意味を持つのです。

■ 「何度も通うのは面倒…」治療期間がかかる理由

根管治療を受けられる患者様から最も多くいただく声が、「いつまで続くの?」「回数が多い」というものです。お忙しい中での通院、そのお気持ちは痛いほどよく分かります。

しかし、これには理由があります。 歯の根の中は、人によって形が全く異なります。曲がっていたり、枝分かれしていたり、網目状になっていたりと、非常に複雑で微細な構造をしています。しかも、相手は目に見えない「細菌」です。

もし細菌を取り残したまま蓋をしてしまえば、中で菌が繁殖し、再発してしまいます。 「二度と悪さをしないように、徹底的に無菌状態にする」 このミッションを遂行するためには、慎重に清掃と消毒を繰り返す必要があり、どうしても回数がかかってしまうのです。

ここで最も危険なのが、「痛みがなくなったから」と自己判断で治療を中断してしまうことです。 仮の蓋のまま放置すると、隙間から新たな細菌が入り込み、虫歯が一気に進行します。以前よりも状況が悪化し、本来なら残せたはずの歯を抜かざるを得なくなるケースも少なくありません。 根管治療はマラソンのようなもの。ゴールまで走り切ることが、何よりも大切です。

■ 名駅サランおとなこども歯科のこだわり

当院では、患者様の貴重な歯を守るため、根管治療に真摯に向き合っています。

  • 正確な診断: レントゲン等を用いて、根の形状や病巣の大きさを正確に把握します。

  • 丁寧な処置: 細菌の取り残しがないよう、時間をかけて丁寧に清掃・消毒を行います。

  • 痛みに配慮: 「治療中の痛みが怖い」という方には、麻酔の打ち方を工夫するなど最大限の配慮をいたします。

  • 分かりやすい説明: 今、歯の中がどうなっているのか、あとどのくらいで終わるのか、レントゲン写真や図を使ってしっかりとご説明します。

■ 最後に:違和感を感じたらすぐにご相談を

  • 冷たいもの、温かいものがしみて痛い

  • 噛むと歯の奥が響くような痛みがある

  • 歯茎に小さなおでき(フィステ)ができている

  • 何もしなくてもズキズキ痛む

これらの症状は、歯の神経がSOSを出しているサインです。 痛み止めでごまかしている間に、歯の中では病気が進行してしまいます。

「名駅サランおとなこども歯科」は、名古屋駅から近く、お買い物ついでやお仕事帰りにも通いやすい場所にございます。 もし、「神経を取る必要がある」と言われたり、根の治療で不安なことがあれば、セカンドオピニオンとしてのご相談も可能です。

一本の歯を大切にすることは、未来の皆様の「食べる楽しみ」「笑顔」を守ることにつながります。 私たちは、皆様が一生ご自身の歯で健康に過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

どうぞ、お一人で悩まず、私たちにお任せください。

名駅サランおとなこども歯科

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