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【小児歯科】夜中にギリギリすごい音!子どもの「歯ぎしり」は放置して大丈夫?
こんにちは。 名古屋市中村区、名駅近くの歯医者、名駅サランおとなこども歯科院長の妹尾です。
子どもの寝顔を見てホッとしたのも束の間、夜中の静まり返った寝室に「ギリギリギリ…!」というものすごい歯ぎしりの音が響き渡り、ハッと目を覚ました経験はありませんか?
「あんなに強い力で歯をこすり合わせて、歯が削れてしまうのでは?」 「小さな体に、何か強いストレスが溜まっているの?」
当院にも、このように不安を抱えてご相談に来られる親御さんが非常に多くいらっしゃいます。結論から申し上げますと、子どもの歯ぎしりの多くは過度に心配する必要のない「成長の証」です。
今回は、子どもの歯ぎしりの原因と、注意すべきサイン、そしてご家庭での対処法について詳しく解説いたします。
■ 大人の歯ぎしりとは違う?子どもの歯ぎしりの主な原因
大人の歯ぎしりは、ストレスや疲労、噛み合わせの悪さが主な原因と言われています。しかし、子どもの場合は少し事情が異なります。多くの場合、以下のような「生理的な理由(成長の過程)」で起こります。
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噛み合わせの調整 乳歯が生え揃う時期や、乳歯から永久歯へと生え変わる時期(混合歯列期)は、お口の中の環境がダイナミックに変化します。子どもは無意識のうちに歯をこすり合わせることで、新しく生えてきた歯の高さを削って微調整し、自分が一番噛みやすい顎の位置を探っているのです。
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顎の骨や筋肉の成長を促すため ギリギリと強く噛みしめることで、顎の筋肉や骨に適切な刺激を与え、これから生えてくる大きな永久歯が並ぶための顎の成長を促しているという側面もあります。
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環境の変化によるストレス もちろん大人と同様に、保育園や幼稚園、学校での環境の変化、日中遊びすぎたことによる興奮や疲れなどが刺激となり、睡眠中に歯ぎしりとして現れることもあります。
■ 意外と知られていない「口呼吸」との関係
近年、小児歯科で注目されているのが「睡眠時の呼吸」と歯ぎしりの関係です。 アレルギー性鼻炎や扁桃肥大などがあり、寝ている時に「口呼吸」になっているお子様は、舌が喉の奥に落ち込みやすく、気道(空気の通り道)が狭くなりがちです。
息苦しさを感じると、子どもは無意識に下顎を前にスライドさせて気道を広げようとします。この顎を動かす動作が、結果として「歯ぎしり」を引き起こしているケースがあるのです。 もし、お子様が歯ぎしりだけでなく「いびきをかく」「いつも口を開けて寝ている」といった様子があれば、呼吸の質を改善するためのアプローチ(矯正治療や耳鼻科の受診など)が必要になる場合があります。
■ 治療は必要?歯医者に行くべき「3つのサイン」
子どもの歯ぎしりは、乳歯から永久歯へ生え揃う中学生頃には、自然と治まっていくことがほとんどです。そのため、基本的には「経過観察」で問題ありません。
ただし、以下のような症状が見られる場合は、お口や顎に悪影響が出ている可能性があるため、一度歯科医院でチェックを受けましょう。
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歯が極端にすり減り、痛みがある 乳歯は永久歯に比べて柔らかいため、ある程度のすり減りは正常です。しかし、歯の内部(象牙質)が露出してしまい、「冷たいものがしみる」「ご飯を食べると痛がる」といった症状が出ている場合は処置が必要です。
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朝起きた時に「顎が痛い」と訴える 歯ぎしりの力が強すぎて顎の関節に負担がかかり、顎関節症のような症状を起こしている可能性があります。口が大きく開けられない場合も要注意です。
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歯がグラグラしている 生え変わりの時期(歯の根っこが溶けて抜ける時期)ではないのに、強い力がかかり続けたことで歯周組織にダメージが蓄積し、歯が揺れてしまっているケースです。
■ 子どもの歯ぎしりへの対処法と予防策
大人の重度な歯ぎしり治療では、歯を守るために「ナイトガード(マウスピース)」を装着して就寝するのが一般的です。 しかし、成長期のお子様には原則としてナイトガードは使用しません。硬いマウスピースで顎を固定してしまうと、子ども本来の「顎の正常な成長・発育」を妨げてしまう恐れがあるからです。
ご家庭では、以下のことに気をつけてみてください。
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質の高い睡眠環境を整える 寝る直前までのテレビやスマートフォン、激しい遊びは避けましょう。脳が興奮したままだと眠りが浅くなり、歯ぎしりが起きやすくなります。絵本を読んだり、リラックスできる環境を作ってあげましょう。
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定期検診でプロのチェックを受ける 親御さんだけでは「正常なすり減り」か「危険なすり減り」かの判断は非常に困難です。定期的に歯科医院に通い、歯のすり減り具合や顎の発育状態、噛み合わせのバランスを専門家の目で客観的にチェックしてもらうことが、最も安心で確実な対策です。

■ まとめ
子どもの歯ぎしりは、その激しい音から親御さんを不安にさせますが、その多くは健やかに大人になるための準備体操のようなものです。過度に心配しすぎず、温かく見守ってあげてください。
しかし、「これは大丈夫な歯ぎしりかな?」と少しでも不安に感じた時は、決して自己判断せず、左京山歯科・矯正歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。大切なお子様の成長に合わせた、適切なお口のケアとアドバイスをさせていただきます。皆様のご来院をお待ちしております。
名駅サランおとなこども歯科
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